革靴の手入れの方法と頻度|デキる男は足元から

仕事がデキるビジネスマンやモテる男は足元のケアも怠りません。革靴をいつでもキレイに保つためしっかり手入れをしましょう

『デキル男は足元から』
いくら高級なスーツを着ていても、靴が汚かったら台無しです。

足元は意外と見られているものです。


特にビジネスマンにとって革靴のお手入れは必須です。
取引先や営業先でデキるビジネスマンかどうか靴で判断されるといっても過言ではありません。
靴がキレイということは、靴の手入れをしているということ。
つまり細かいところまで気を使う性格=仕事においてもきめ細かい丁寧な仕事をすると推測できます。

見た目にも、長持ちさせる為にも、そしてビジネスのためにも革靴のお手入れは定期的に行いましょう。

 

 

 

革靴を長持ちさせる使用頻度は?

革靴を長持ちさせるためには、毎日同じ靴を履かない事が重要です。
革靴の一番の天敵は水分です。

足は一日コップ1杯の汗をかきます。
靴はその汗を吸ってしまうので、それが臭いのもととなり、靴が劣化する原因となります。

靴に染みこんでしまった水分を抜くために靴は適度に休ませてください。

1日履いたら1日~2日は休ませるのが理想です。

 

革靴の手入れ頻度は最低でも月1回

手入れの頻度は、週に1回が理想です。
最低でも月1回の手入れは行いましょう。

また冬場の乾燥している時期など、革靴の表面が乾燥していると感じたら、手入れを行ってください。

 

革靴の手入れに必要な5つの道具

革靴の手入れをする際に、最低限必要な道具をご紹介します。

  • 布(ポリッシングクロス)
    めの荒くない柔らかい布を用意。
  • ブラシ
    馬毛等の柔らかい毛並みのもの。
  • 革靴用クリーナー
  • 保革クリーム(乳化性)
    有機溶剤を使用していないものがよい。
  • 防水スプレー
    シリコンベースではないものを選ぶ。

 

革靴の手入れ方法

①ブラシで汚れ落とし

まずは革靴に付着した汚れやホコリをブラシで払い落とします。

ブラッシングはあまり力を入れ過ぎず、優しく払い落としていきます。

革靴の履きシワやコバの溝に汚れやホコリが溜まりやすいので、汚れがしっかり落ちるように重点的にブラッシングしましょう。

 

②革靴用クリーナーで汚れ落とし

ブラシで全体の汚れを落としたら、次に革靴用クリーナーを使います。
クリーナーで油汚れや、古いクリームを除去します。

布にクリーナーを付けて、革靴全体を優しく磨いてください。
布の位置をこまめに変え、常に綺麗な面で作業する用にしましょう。

 

③保革クリームを塗る

キレイな布に、少量の保革クリームを取ります。
クリームは薄く均等に革靴表面に塗りましょう。

クリームが多いと、履きシワ等に溜まってしまい、革靴を傷める原因になるので注意してください。

④革靴表面をブラッシングする

クリームを塗り終わったらブラッシングしましょう。
クリームを均等に広げることができますので、革靴全面をブラッシングしましょう。

 

⑤布で乾拭きをする

余分なクリームは、革靴を傷める原因になります。
キレイな布で表面を乾拭きします。

力を入れて強く拭くと革に傷がつくので、優しく拭きましょう。
この時点で革に栄養が与えられて、光沢がでていると思います。

 

⑥防水スプレーをする

革靴が濡れると、傷む原因になります。
必ず防水スプレーをしておきましょう。

防水スプレーを選ぶ際は「シリコンベースではない防水スプレー」を選びましょう。

革には毛穴があり、その毛穴から水分を逃しています。

シリコンは高い防水効果を発揮しますが、革の毛穴を覆ってしまいます。。

また、メーカーによって成分や使用方法が異なるので、しっかり説明を読んで使用してください。

補足:新品時に上記1~6の一連の手入れを行うと、クリームが革靴を保護し汚れにくくなります。

 

革靴の保管方法

日陰で風通しの良い場所で保管します。
紙製の箱の中での保管は絶対NGです。

梅雨時など紙製の箱が水分を吸ってしまいます。

その中にある革靴は最悪カビが発生してしまいます。
絶対にやめましょう!

また、シューキーパーをオススメします。

シューキーパーを使用する事によって革靴の型崩れを防ぎます。
履きジワを伸ばす事も出来ます。

シューキーパーにも様々な素材があります。

私は木製を使用しております。

木製の利点として、型崩れ防止以外にも靴内の湿気を木が吸ってくれるからです。

革靴のお手入れまとめ

革靴の手入れは多少手間がかかりますが、手間をかける事によって愛着が湧いてきます。
また、革靴の寿命を劇的に伸ばす事も可能です。
デキる男は良い物を長く大事に使い続けます。

足元から手を抜かずに細部までこだわりを持ち、ワンランク上の男を目指しましょう。