お腹のたるんできたアナタへ、加齢臭の原因にもなる内臓脂肪の対策とは?

内臓脂肪はメタボや加齢臭の原因になります。今日からできる予防・改善策をご紹介

デスクワークだと運動不足になりがちですよね。

体を動かさないと、見る見るうちに体重も増えてしまいますよね。
お腹のたるみも気になりませんか?

お腹の贅肉が付いてしまう原因とは?対策や改善には具体的にどうしたらよいのかまとめました。

 

そもそもなぜお腹が出てしまうの?

お腹が出てしまう原因は様々です。

原因をしっかりおさえて対策をしましょう!

 

【お腹がでる原因1】食べ過ぎ

食べ過ぎてお腹がでるのは皆さん経験があると思います。

これは運動不足と関係していて、食べたあとにエネルギーが消費されずに余ってしまった分が脂肪として体に蓄えられます。

つまり食べた量に対して消費するエネルギー(カロリー)が追いついていないから脂肪となり、太ってしまう原因になるのですね。

 

【お腹がでる原因2】生活習慣

 

暴飲暴食や過度の飲酒、睡眠不足や運動不足など

日々の生活習慣が悪ければ、お腹が出るのはもちろん、どんどん肥満体形になってしまいます。

何事も「適度」が大切なのです。

【お腹がでる原因3】加齢

年齢とともに基礎代謝も落ちてきますので、お腹が出てしまうのはある意味自然現象ともいえます。

そしてなんと加齢とともに内臓脂肪が増えていくというデータがあります。

内臓脂肪とは簡単にいえばお腹の脂肪です。

つまり加齢とともにお腹のお肉がどんどん付きやすくなってしまうのです。

【お腹がでる原因4】運動不足

ジムなどに通っていて定期的に運動をしている人と、そうでない人を比べると一目瞭然ですよね。

運動不足な人はエネルギーを消費する量が少ないので、脂肪が付くペースと比べると脂肪の燃焼スピードが追い付いていないのです。

そのためどんどんお腹のお肉がついてしまい、たるんだお腹になってしまいます。

【お腹がでる原因5】ストレス

 

ストレスで自律神経が乱れると脂肪を燃焼しにくい体になってしまいます。

お腹のお肉とストレスは一見関係なさそうに思えますが、ストレスや精神疲労は食欲を高めたり

糖尿病や高血圧などを引き起こす原因になります。

ストレスによる暴飲暴食(食べてストレス解消というヤツです)がお腹が出る原因となります。

ストレスをためるな、というのは難しいですが

何かしらストレス解消の方法はあると思います。

映画を見たり、音楽を聴いたり、読書をしたり・・・自分なりのリフレッシュする時間をつくってなるべくストレスをためないようにしましょうね。

【お腹がでる原因6】骨盤のゆがみ

デスクワークでは特に姿勢が悪くなりがちです。

姿勢が悪くなると骨盤がゆがんでしまい、背骨から押し出されるイメージでお腹のお肉がでてしまいます。

正しい姿勢を意識して骨盤をゆがませないように心がけたいですね

 

ぷっくりお腹を防ぐには?

一度出てしまったお腹をひっこめるのは結構むずかしいです。

そうなる前にどのような対策があるでしょうか?

 

腹八分目におさえるなど食習慣を見直す

 食事は腹八分に抑えることでお腹のたるみはもちろんメタボリックシンドロームの予防にもつながります。

厚生労働省のe-ヘルスネットによりますと

内臓脂肪の蓄積を改善する食習慣は以下になります。

1.朝食を抜くなど不規則な食事 → 1日3食規則正しく
2.おなかいっぱい満足するまで食べる → 腹八分目といわず腹七分目で切り上げる
3.早食いである → よく噛んで、ゆっくり食べる
4.寝る前に食事や飲酒をする → 床につく前3時間は飲食をしない
5.よく間食をする → おやつは時間と量をきちんと決める

内臓脂肪を蓄積させないために食習慣の改善は大切です。

脂っこいものや過度の飲酒は控える

脂っこい食べ物やお酒は高カロリーですので、食べ過ぎ飲み過ぎは内臓脂肪を増やし

お腹がでてしまう原因です。

またメタボリックシンドロームの原因にもなるので、食べ過ぎ飲み過ぎには注意が必要です。

缶ビール500mlの1本あたりのアルコール量は20gとなっており、摂取カロリーは約200Kcalです。

200Kcalというのはどのくらいのカロリーなのか、200Kcalを消費する運動を調べてみました。

運動 時間
歩く 48分
軽いジョギング 24分
水泳(クロール) 9分
自転車 42分
軽い体操 65分
ゴルフ 42分
バレーボール 17分
卓球 23分
テニス練習 24分
家事・運転 120分
デスクワーク 120分

参考資料:食事療法について | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス 

缶ビールたったの1本でも摂取したエネルギーを消費するにはこれだけの運動をしなければなりません。

普段デスクワークの人は1本のビールを飲んだら2時間も仕事をしないといけないんですね。

適度な運動を!たまには駅まで歩こう

通勤途中で歩いていますか?

駅まで車や自電車で向かっている方もたまには歩きましょう。

上記の表のようにたとえば200Kcalをウォーキングで消費するには48分も歩かなければいけませんが

歩くことによって健康に良いたくさんの効果を得られるんです。

日本ウォーキング協会によると、ウォーキングで得られる効果はなんと9つも!

1.メタボ予防・改善効果
※インスリンの働きをよくする
2.リラックス効果
※不安感やストレスを和らげる。肩こり・腰痛にも効果あり。
3.眠りの質を良くする
※自律神経のバランスを整える
4.体幹を鍛え姿勢がよくなる
5.悪玉コレステロールを減らす
6.骨が丈夫になる
※骨粗しょう症を防ぐ
7.免疫力の増強
8.脳の活性化
※五感を鍛えて脳の働きを活発にする。
9.心肺・血管強化効果
※体力、持久力がアップ。心臓血管病などを防ぐ。

 

歩くだけでこんなにも健康に良い効果が得られるんですね・・・。

私もこれからは車ではなく、歩きで駅までいこうと決意しました!

 

姿勢を良くしよう

運動する時間がなかなか取れなくても、歩いている時や座っている時の姿勢をよくしましょう。

背筋を伸ばし、正しい姿勢をキープすることで消費カロリーを増やせます。

とくに長い時間座りっぱなしなことが多いデスクワークの場合は必然的に運動量が少なくなりますので

姿勢には気をつけたいですね。

 

加齢臭の原因にも・・・

内臓脂肪を蓄積させやすい高カロリーな食事やたくさんのお酒はお腹の贅肉がついてしまう原因にもなりますし

これが加齢臭の原因にもなってしまいます。

食生活はもちろんストレスや睡眠不足も加齢臭の原因となります。

ノネナールと呼ばれる加齢臭の成分が発生してしまうのです。

ノネナール
ノネナールは、不飽和アルデヒドの一種であり、油臭くて青臭いニオイを有する。熟成したビールとソバの重要な芳香成分であり、オリス、脂肪そしてキュウリの知覚概念である。資生堂リサーチセンターの土師信一郎らによってヒトの体臭中にも存在することが見出され、加齢臭との関連が研究されている。

 

まとめ

お腹のお肉は日頃の生活習慣の積み重ねです。

食事や運動を見直してたくさんのお肉がついてしまう前に対処しておきたいです。

すでにお腹周りのお肉がたくさんついている場合でも食事の量とカロリーに気をつけ、なるべく運動をするようにしましょう。

またお腹の贅肉がつきやすい生活をしているとこれが加齢臭の原因にもなってしまいます。

加齢と共に代謝も悪くなり、運動する機会も減っていきます。

食生活を見直したり飲酒を控えるなど日常生活でできる小さなことをコツコツ積み重ねることで十分対策できますので

今日から生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。